スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年02月13日

張り付く力と引き離す力

前回のくそ!こんなのでに追加します
これもネットで検索すれば幾らでも出てきますので大した加工ではありませんのであしからず



ピンボケしていますがシーリングノズルに溝が切ってあるのがわかるでしょうか?
ここは気密を取る為にどうしてもグリスを添付する部分で稼働の際に溝を切ってある部分とピストンヘッドのノズル根元に張り付いてしまいます
実際にグリスアップして引っ張れば抵抗があるのがわかると思います

タペットプレートが引かれチャンバー内部に給弾されタペットプレートが前身する時に張り付きがあるとその分シーリングノズルの前身のタイミングが遅れ
この動作の後に続くピストンからの圧縮を考えると早めにチャンバーパッキンにきちんとシーリングノズルが収まって欲しい所
こう考えると張り付きを減らす加工は有効性があるかと思います
溝自体はヤスリで0.3mm程度掘るだけなのでササッと加工できますよ

ただノーマルのサイクルでこの加工の効果は確認出来ないのでハイサイクル向きの加工でしょうか



ピストンヘッドのゴムの部分も同じく張り付きを減らす為にノズル穴を中心に放射状に溝を彫ってあります
カッターナイフでサクサク切れますのでやり過ぎ注意で
ここはピストンを引く負荷に直結する部分なので所有のものや依頼のもの全てに加工してあります
ただあまり溝を増やすとゴムの強度が無くなるので画像の溝の本数が限界かと思います

これはキングアームズのものですが既にゴムが欠けて来ています
大陸製品の場合加工しても4本位のが良いかもしれません

いつも通り自己責任にてお願いします  

Posted by すなぼ  at 15:16Comments(2)カスタム